「バフェット指数」とは?バブルの目安!


バフェット指数という言葉を聞いたことはありませんか?

バフェット指数はアメリカの著名な投資家のウォーレン・バフェットが株価が割高か割安かを判断するために使っていると言われている指標で、相場がバブル状態かどうかがわかる指標です。

歴史的に必ずバブルは崩壊してきました。バブルの時に大切な資産を投資したくないですよね?

そんな時にはバフェット指数を参考にするのもいいでしょう。

それでは、バフェット指数について解説します!

目次

バフェット指数の計算方法

バフェット指数は以下の式で計算できます。

バフェット指数の計算式
(バフェット指数) = (株式市場全体の時価総額)÷(GDP)

その国の時価総額をGDPで割った値がバフェット指数です。

この値が1を超えると割高、1を下回ると割安だと言われています。

バフェット指数で暴落が読める?

歴史的に見て、バブル状態(株価が割高)の時は暴落が必ず起こってきました。

バフェット指数は株価が割高か割安かを判定できるので、暴落しやすい状況かどうかが判定できます。

しかし、バフェット指数が1を超えていても、すぐに暴落が起きるというわけではなく、何年間も大きく1を上回る期間が続くこともあります。

したがって、どちらかというと「暴落が読める」というより、「GDPの成長に比べて株価の上昇が早すぎるので要注意」という風に解釈するのが正しいと思われます。

バフェット指数のチャート

アメリカ株のバフェット指数の長期チャートは上図のようになっています。

2020年2月7日現在では、バフェット指数は152.3となっています。