『FANG』とは?アメリカ株の牽引役!


株をやっていなくてもよく聞く、FANG(ファング)という言葉について解説します。

FANGに似た概念で、GAFAという略称もあります。

GAFAについてはこちらをご覧ください。

目次

FANGとは?

FANGとは、アメリカに本社を置く、Facebook、Amazon、Netflix、Googleの主要IT企業4社の頭文字をとった呼称です。

成長著しいIT企業4社とされており、アメリカのハイテク株の牽引役とも言われています。

また、FANGにAppleを加えたFAANG、Nvidiaを加えたFANNGなどと呼ぶ場合もあります。

FANGの構成企業

Facebook

世界中で利用されている実名登録制のSNS、Facebookが最も有名なサービスです。

Facebook上で商品が売買できる仕組みが生まれてきているなど、近年は広告収入以外の収入源も模索しています。

また、近年大流行りしている、InstagramやMessenger、WhatsAppなども提供しています。

Amazon

Amazonは世界最大級のネットショップです。1つのネットショップに複数の企業が商品を出品している形式をとっています。

また、ネットショップ以外にも、クラウドサービス、動画提供サービスなども提供しています。

実は、世間のイメージに反して、ネットショップ事業ではほとんど利益が出ておらず、ほとんどの利益をクラウド関連のサービスで上げている企業です。

Netflix

Netflixは様々な映画やドラマなどの動画を配信するサービスを提供している会社です。

また、独自のコンテンツ制作にも力を入れており、コンテンツに積極的な投資を行っています。

加入者が未だに年間2ケタ成長を記録しており、今後も拡大することが見込まれています。

Google

Googleは、検索エンジン、動画サービスのYoutubeなどを運営しているインターネット企業です。

インターネット広告が主な収益となっていますが、近年はゲーム事業、携帯電話事業、自動運転など、幅広い分野に進出しています。

FANGの準構成企業

Apple

スマートフォンのiPhone、タブレットのiPad、PCのMacbookなど、デジタル機器を製造/販売している企業です。

Appleは高付加価値企業と呼ばれており、Appleのデジタル機器は同業他社よりも高利益率です。

また、近年Appleは周辺サービスに力を入れており、電子書籍、音楽、電子書籍、電子支払いサービスなどを展開しています。

Nvidia

NvidiaはGPUで有名な半導体メーカーです。GPUとは、高度な演算処理を行うことができるチップのことを言います。

機械学習(AI)の計算を行うため、GPUが必須なので、機械学習関連銘柄として注目されています。

また、仮想通貨のマイニングにも活用されるため、一時期に比べると落ち着いたとは言え、Nvidiaにとっては追い風になると思われます。