【GLD(1326)】ETFの概要・経費率まとめ
直近、金価格が高騰していることもあり、金投資を始めたい投資家も増えているかと思います。
GLD(SPDRゴールドシェアETF)はアメリカと日本で上場している金のETFで、金へ投資したい投資家にはおススメのETFです。
この記事では、GLD(1326)の概要・経費率・特徴などについてまとめます。
目次
GLDとは?
GLD(1326)とは、ステート・ストリート(State Street)社が提供している金のETFです。
正式名は、SPDRゴールドシェアETF(スパイダー・ゴールドシェア・ETF)です。
世界標準である金地金価格(ロンドン金現物取引価格)との連動を目指しているETFで、ETF1口あたりの純資産額はほぼ0.1トロイオンス(約3.11g)に相当します。
金価格が上昇する要因については、こちらにまとめましたので、ご覧ください。
GLDの概要
経費率
0.40%。これは金の現物を保管するコストやETFを管理するために必要なコストです。
自動的に計算して、ETFの時価額から減価されていきます。
分配利回り
金は株や債券などと異なり、持っているだけでは資産を生み出さないので、分配利回りはありません。
上場先
NYSE Arca(アメリカ):ティッカーはGLD
東京証券取引所(日本):銘柄コードは1326
資産総額
約780億ドル(2020年7月29日現在)
GLDの長所
少額から投資可能
GLDは1口単位で購入することができ、東証では19,380円、NYSEでは185ドル(2020年7月30日現在)から投資することができます。
少ない金額で、気軽に金投資を始めることができるので、おススメです。
経費が安い
証券取引所での売買手数料とGLDの経費率0.4%が実質的に必要なコストです。
ただ、SBI証券、楽天証券、松井証券などの1日定額コースを選択すると、1日50万円までは手数料が無料となるので、これらの証券会社を通じて購入することで、証券取引所での売買手数料は無料にすることができます。
経費率は金のETFとしては安い方なので、この点でも優れています。