「KOSPI」とは?韓国の株価指数!


KOSPIという指標をご存知でしょうか?

日経平均やダウなどは一度は聞いたことがある人が多いと思いますが、KOSPIはあまり聞いたことがない人もいるのではないでしょうか?

KOSPIは韓国の代表的な株価指標ですが、近年は米中貿易戦争の影響で下落傾向にあります。

ここでは、KOSPIそのものについてや、KOSPIに注目すべき理由について解説します。

KOSPIとは?

KOSPIとは、韓国総合株価指数(Korea Composite Stock Price Index)のことで、韓国取引所の全上場銘柄の時価総額加重平均型の指数です。

1980年1月4日を基準値(100)として算出されています。

KOSPIに注目すべき理由

アジア市場で代表的な指標だから

アジア市場の中では日本、中国市場に次いで3番目に注目されている市場です。

韓国は内需が少なく、主に海外への輸出で収益を得ている貿易立国なので、景気敏感株が多いという特徴があります。

主な輸出先は中国(25.1%)、アメリカ(12.2%)、ベトナム(8.2%)、香港(6.9%)、日本(4.7%)とアジア圏の国が多くなっているため、アジアの景気の動向を知る上で非常に参考になる指標です。

中国の景気が読めるから

特に最近は米中貿易戦争の影響が注目されており、中国の景気減速が懸念されています。

しかし、中国は「統計がいい加減で、経済指標にあまり信用がない」、「中国当局が株価市場を操作している」という状況であるため、なかなか景気の動向がわかりにくい国でもあります。

そのような時にKOSPIを見ることがある程度、中国の景気感を読むことができます。

ファンダメンタルズ面

韓国は、経済的には中国との結びつきが非常に強い国で、最大貿易相手国です。

中国の経済指標があまり信用がありませんが、貿易量は貿易相手国が発表する貿易額を見ればわかるので、景気の良し悪しを推し量ることができます。

株価面

中国市場は中国当局が公然と株価操作を行っているため、実態に合わないことが良くあります。

一方で韓国市場は開かれた市場であるため、韓国市場の中国関連銘柄を見ることで、実態を推し量ることができます。

経済危機の震源になる可能性があるから

韓国は経済的には先進国水準に到達していますが、通貨が脆弱であることが指摘されています。

1997年-1998年のアジア通貨危機の際には、ウォンが暴落し、IMFの管理下入りとなり、大企業も多数倒産するという苦い経験をしましたが、未だにウォンは脆弱な通貨とされています。

韓国の経済規模はある程度大きいため、韓国市場が混乱すると、世界市場への影響も相当なものになることが想定されます。

したがって、KOSPIや韓国ウォンのレートは投資家として見ておくべきであると言えます。