【資産公開】2022年4月末の資産運用状況・ポートフォリオ公開


2022年4月末時点の全保有資産とポートフォリオを公開します。

4月はS&P500が8.8%下落するなど、株式市場がかなり下落したため、資産総額は減少しました。

ただ、大幅に円安が進んでいるので、株の下落の割に資産の減少量は比較的少なかったです。

目次

資産状況(2022年4月末)

まずは恒例の最新の資産状況を報告します。

資産総額は3752万円(先月比-267万円)となりました。労働所得による増加分は約10万円です。

主な要因は株安で、S&P500が-8.8%、NASDAQが-13.3%を記録するなど、歴史的な下落となりました。

一方、為替相場は、3月末:1ドル=122円から4月末:1ドル=130円まで上昇するなど、先月に引き続き、かなり円安が進んだおかげで、株価の下落の割には資産は比較的減少しませんでした。

円安が進みすぎていて、さすがにそろそろ外国株を売却して、ドルを円に換えて、日本株を買った方がいいのではないか、と思っているのですが、もう少し様子を見て考えたいと思います。

なお、AAIIセンチメント調査によると、ブルが16.4%、ベアが59.4%と歴史的な低水準で、リーマンショック以降、最低水準のセンチメントだったそうです。また、fear and greed indexも27とかなり低水準のセンチメントです。

AAIIセンチメント調査やfear and greed indexには逆張りするとうまくいきやすい、という傾向があるので、今から買うと短期・中期的にはうまくいきやすいのではないか、と思われます。

年収・投資方針などについてはこちらで公開しています。

これまでの資産推移は以下の通りです。

ポートフォリオ

全体

資産のポートフォリオは以下のようになっています。

なお、全て円ベースに直しており、グラフ中に表示されている金額の単位は万円です。

株の割合が非常に高い状態なので、株価が上昇するようであれば、一部利益確定売りしたいと思っています。

外国株

外国株ETFの保有分は、TOK:281万円、S&P500連動型:82万円、NASDAQ連動型(2569):670万円です。TOKとS&P500連動型ETFは長期投資用(積立NISA・積立投資・DC年金など)なので売却予定はありません。

外国籍の個別株は合計1852万円分です。

なお、上記ポートフォリオや総資産では、含み益に分離課税2割がいずれ課税されることを見越して、課税された後の金額をみなしで表示しています。

個別の保有銘柄は、デジタル・タービン(APPS)、ブンゲ(BG)、クラウド・ストライク(CRWD)、メタ・プラットフォームズ(FB)、フォーティネット(FTNT)、インフォシス(INFY)です。

  • フォーティネット(FTNT):578万円(含み益+323万円
  • ブンゲ(BG):422万円(含み益+111万円
  • インフォシス(INFY):352万円(含み益+98万円
  • クラウドストライク(CRWD):276万円(含み損+23万円
  • メタ・プラットフォームズ(FB):167万円(含み損-86万円
  • デジタルタービン(APPS):125万円(含み損-129万円

今月は何も売買を行っていません。

BG、INFY、FBは決算発表がありました。FBは良い結果内容でしたが、INFYはあまり良い結果ではなく、株価が大きく下落してしまいました。

全体的にグロース株に寄ったポートフォリオなので、次の株高局面でフォーティネットを売却したいと考えています。

日本株

その他(従業員持株会/年金積立):28万円、ソフトバンクグループ:264万円(含み損-37万円)です。

ソフトバンクグループはハイテク銘柄全体の下落によって、株価が下落しました。

中国株はかなりの底値圏にあるのではないか、と思いますが、中国株はリスクが大きくて怖いので、直接保有はしない予定です。

ソフトバンクグループで間接的に保有している、ということで。

債券

期待インフレ率に対して債券金利が低いことから、引き続きあまり投資妙味がないように感じられるので、大きなポジションを持つ予定はありませんが、株式市場が割高になってきているので、株式市場が堅調に推移するのであれば、ヘッジ目的で少し購入しようかな、と検討中です。

コモディティ

金の現物を255万円分(300g)保有しています。長期保有を前提に購入しています。

地政学リスクが上昇していることと、円安が進んでいることから、金価格は堅調に推移しています。

長期投資を前提にもう少し積み増したいのですが、ロシアのウクライナ侵攻が落ち着くのであれば、金価格は下落すると思うので、少し様子見ですかね。

仮想通貨

イーサリアム(ETH):62万円、シンボル(XYM):39万円の合計101万円分です。

当初は株の下落に伴って、仮想通貨の価格も下落していましたが、ロシアがSWIFT(国際決済ネットワーク)から出禁をくらったことで、仮想通貨を国家単位で活用するようになるのではないか、と言われており、それが上昇に貢献する可能性がありそうです。

なお、仮想通貨はボラティリティが高いので大きく買い増す予定はありません。

来月以降の予定

現在、かなり株に偏ったポートフォリオになっているので、株価が上昇するようであれば、上昇したところで売り抜けて、債券や金などの代替資産に振り向けたいと考えています。

例年、4月は株高アノマリーがあるのですが、残念ながら今年はそうなってくれなかったので、しばらく株を売るまで時間がかかりそうです。。