「現先取引」とは?日銀のオペ対象!


金融機関にとって、現先取引は短期の資金調達を行う上で重要な取引です。

現先市場が乱れると、株や債券の市場にも影響が出るため、日銀のオペ対象になっています。

この記事では、現先取引についてまとめます。

現先取引とは?

現先取引(または条件付売買取引)とは、債券を一定期間後に一定価格で買い戻すor売り戻すことを条件とした取引のことです。買い手と売り手がお互いに合意して行われる取引です。

期間は様々ですが、実質的には短期の資金調達がほとんどで、1日から数か月程度に設定されることが多いです。

現先取引を行っているのは主に金融機関で、実質的には債券を担保にして金融機関同士で資金を融通し合っています。

現先取引は債券を担保に現金を貸し借りしますが、現金を担保に債券を貸し借りする仕組みをレポ取引と言います。レポ取引はこちらを参照ください。

現先取引のメリットは?

債券の売り手は、債券を売ることで一定期間の資金調達が可能となります。逆に買い手は資金を一定期間貸し付けることで金利を得ることができます。

対象となる債券は主に国債であるため、実質的にほぼノーリスクの取引です。したがって、買い手としては短期の資金運用先として有望で、売り手としても低金利で資金調達ができます。

日銀のオペレーション対象になってる?

現先取引は短期の資金調達を行う上で非常に重要な市場なので、国債の現先取引は日銀のオペレーション(公開市場操作)対象となっています。