【SPYD】高配当株ETFの構成銘柄・セクター


SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)はS&P500の高配当株に分散投資できるETFです。

一般に高配当株は相場全体が下落基調の際に、株価が下落しにくいことが知られています。

この記事では、SPYDの構成銘柄・構成セクター・経費率について紹介します。

SPYDとは?

SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)は、ステート・ストリート社が提供する高配当株を集めたETFです。

S&P500高配当指数と呼ばれる、S&P500指数を構成する銘柄のうち、配当利回り上位80銘柄に分散投資します。

採用銘柄はリバランスが定期的に行われており(毎年1月と7月)、年間配当予想金額を株価で除算して配当利回りを計算して、上位80銘柄になるものを採用しています。

ただし、配当が低くなった銘柄は適宜除外するなどの対応をとっているため、常時80銘柄というわけではない点にご注意ください。

このETFの特徴として、時価総額を考慮せず、80銘柄に均等に投資することが挙げられます。これは他のETFでは少ない、特殊な特徴です。

経費率は0.07%と非常に低いため、おススメできるETFです。

SPYDに投資すべきか?

賛成意見

高配当株は利回りが高いという特性上、配当金生活を目指す方にとってはかなり有力なETFです。

高配当株は一般的に株主還元に積極的な企業が多いため、長期的に見れば、株主のリターンが高い傾向があると言われています。

ここ数年のパフォーマンスはS&P500よりも劣っていますが、30年程度の長期スパンで見ると少しだけパフォーマンスが良いようです。

反対意見

高配当株になる条件として、(1)配当額が大きいこと、(2)株価が安いこと、が挙げられます。

前者の配当額が大きいことは株主還元の観点から素晴らしいことなのですが、後者は「市場からあまり期待されていない銘柄」ということになるため、高配当が必ずしも良いことであるとは言い切れません。

株価が上昇した銘柄がSPYDから除外され、株価が下落した銘柄がSPYDに採用されやすくなるため、ある意味、負け組を集めたETFという解釈もできます。

このような銘柄は将来的な業績が期待されていない銘柄であるため、低成長に陥りやすく、結果的に株価が上昇しにくい銘柄を集めてしまっている側面があります。

また、株主還元という意味では、単純な株価上昇によるキャピタルゲインや自社株買いも考慮されるべきですが、これらが考慮されていない点でも微妙ではないか、という意見もあります。

構成セクター

2020年8月6日時点のセクター比率は以下のようになっています。

金融・不動産・エネルギー・公共事業などに偏った配分になっています。

一般に高配当株は安定した収入が得られる安定した業界が多いため、このような配分になっています。

クセがある比率なので注意が必要です。

構成銘柄

2020年8月6日時点の構成銘柄を紹介します(アルファベット順)。

採用銘柄に均等に投資しているため、構成比率はほとんど均等に割り振られています。

AbbVie Inc. (ABBV)

Altria Group Inc (MO)

Amcor PLC (AMCR)

American International Group Inc. (AIG)

Apartment Investment & Management Co Class A (AIV)

AT&T Inc. (T)

AvalonBay Communities Inc. (AVB)

Baker Hughes Company Class A (BKR)

Boston Properties Inc. (BXP)

Broadcom Inc. (AVGO)

CenturyLink Inc. (CTL)

CF Industries Holdings Inc. (CF)

Chevron Corporation (CVX)

Citizens Financial Group Inc. (CFG)

Comerica Incorporated (CMA)

Consolidated Edison Inc. (ED)

Dominion Energy Inc (D)

Dow Inc. (DOW)

Duke Energy Corporation (DUK)

Edison International (EIX)

Exelon Corporation (EXC)

Exxon Mobil Corporation (XOM)

Federal Realty Investment Trust (FRT)

Fifth Third Bancorp (FITB)

FirstEnergy Corp. (FE)

Franklin Resources Inc. (BEN)

H&R Block Inc. (HRB)

Hanesbrands Inc. (HBI)

Healthpeak Properties Inc. (PEAK)

Hewlett Packard Enterprise Co. (HPE)

HollyFrontier Corporation (HFC)

Huntington Bancshares Incorporated (HBAN)

International Business Machines Corporation (IBM)

International Paper Company (IP)

Interpublic Group of Companies Inc. (IPG)

Invesco Ltd. (IVZ)

Iron Mountain Inc. (IRM)

KeyCorp (KEY)

Kinder Morgan Inc Class P (KMI)

Kraft Heinz Company (KHC)

Leggett & Platt Incorporated (LEG)

Lincoln National Corporation (LNC)

LyondellBasell Industries NV (LYB)

M&T Bank Corporation (MTB)

Marathon Petroleum Corporation (MPC)

MetLife Inc. (MET)

NetApp Inc. (NTAP)

Newell Brands Inc (NWL)

Omnicom Group Inc (OMC)

ONEOK Inc. (OKE)

People’s United Financial Inc. (PBCT)

Pfizer Inc. (PFE)

Philip Morris International Inc. (PM)

Phillips 66 (PSX)

Pinnacle West Capital Corporation (PNW)

PNC Financial Services Group Inc. (PNC)

PPL Corporation (PPL)

Principal Financial Group Inc. (PFG)

Prudential Financial Inc. (PRU)

Public Storage (PSA)

Realty Income Corporation (O)

Regency Centers Corporation (REG)

Regions Financial Corporation (RF)

Seagate Technology PLC (STX)

Simon Property Group Inc. (SPG)

SL Green Realty Corp. (SLG)

Southern Company (SO)

Truist Financial Corporation (TFC)

U.S. Bancorp (USB)

Unum Group (UNM)

Valero Energy Corporation (VLO)

Ventas Inc. (VTR)

Verizon Communications Inc. (VZ)

ViacomCBS Inc. Class B (VIAC)

Vornado Realty Trust (VNO)

Walgreens Boots Alliance Inc (WBA)

Welltower Inc. (WELL)

Western Union Company (WU)

Williams Companies Inc. (WMB)

Xerox Holdings Corporation (XRX)

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Posted by れおちゃま