『スワップポイント』とは?夢の利息生活?


スワップポイントは非常に有名で、FX投資家なら必ず知っておくべき事項となります。

スワップポイントは通貨間が生む金利の差額のことを言います。

この記事では、スワップポイントについて解説します。

スワップポイントとは?

スワップポイントとは、通貨間が生む金利差です。

高金利の通貨を買って、低金利の通貨を売った場合(例えばドル買い円売り、など)、その金利差分をスワップポイントとして受け取ることができます。

逆に、低金利の通貨を買って、高金利の通貨を売った場合(例えばドル売り円買い)、その金利差分をスワップポイントとして支払う必要があります。

なんで金利差があるの?

なぜ金利差が生じるのかについてですが、これは各中央銀行の金融政策の結果となります。

一般的に、インフレ率が高い国は金利も高くなります。

例えば、インフレ率が10%とします。すると、去年は100円だったリンゴが今年は110円で売られている状況となります。

このとき、去年1万円もっていた人は、100個のリンゴが買えたはずなのに、今年になると約91個しかリンゴが買えないことになります。

つまり、実質的に貨幣の価値は下がります。

そこで、各中央銀行は物価の上昇下落に合わせて、金利を調整しています。

もし、各中央銀行が、インフレ率が高いのに金利を低いまま放置すると、その国の通貨は実質的に目減りすることを意味します。

すると、投資家はその国の通貨(資産)を売って、国外の通貨を買おうとしますので、各国の中央銀行は自国の経済状況を見ながら、金利を調整する必要があります。

高金利通貨の例

一般的に新興国はインフレ率が高いという事情と、海外からの投資を呼び込まないといけないという事情から、金利が高い傾向があります。

南アフリカランド、トルコリラ、アルゼンチンペソ、などがその代表例です。

また、近年はアメリカの景気が良いため、アメリカの金利も高くなってきており、ドルを高金利通貨と呼ぶ人も増えてきました。

スワップポイントを用いた投資法

低金利の通貨を売って、高金利通貨を買えばスワップポイントを受け取ることができます。

高金利通貨を買って放置しているだけでスワップポイントがもらえるので、長期目線で高金利通貨を買う投資法があり、多くの個人投資家がスワップポイント狙いの投資を行っています(『スワップポイント生活』などとも言われています)。

スワップポイント投資の注意点

長期的に下落している新興国通貨が多い

スワップポイントで金利を得ることができても、高金利通貨は交換レート自体が悪くなります。

先ほど述べたインフレ率がその原因となります。

多くの個人投資家はスワップポイントにしか注目しませんが、本来の通貨価値は(金利)-(インフレ率)を加味して算定されるものなので(実質金利と言います)、実質金利に目を向けて投資を行う必要があります。

高金利通貨は暴落しやすい

一般に、高金利通貨は新興国が多いため、相場変動に弱いとされています。

変動があり得る

金利は日々変動するので、将来的なスワップポイントの受け取りに対する補償は全くありません。

したがって、現状高金利通貨でも将来的には金利が下がる可能性があります。