【全資産公開】2022年8月末の資産状況。個別株ポートフォリオ公開!
2022年8月末時点の全保有資産・ポートフォリオを公開します。
今月は、FRBのパウエル議長がジャクソンホールで利上げの継続を示唆するなど、株式市場にとってはあまりよくないニュースがあり、株式市場は下落してしまいました。
その結果、資産も減少しています。
今後もしばらくはFRBによる株式市場の支えは期待できなさそうな雰囲気なので、株にはあまり期待できない相場環境が続きそうです。
目次
資産状況(2022年8月末)
資産総額は3806万円(先月比-5万円)となりました。労働所得による増加分は約15万円なので、投資での実績は-73万円程となりました。
インフレを測る指標であるCPIは、今月はようやく先月比で下落し、インフレはピークに達したようです。
このことから、月初から中ごろまでは株価が上昇しましたが、月末はジャクソンホールでのパウエル議長のタカ派発言をきっかけに株価が軟調になってしまいました。
最近のアメリカの経済指標は思っていたよりも悪くないものが多く、アメリカの景気自体は堅調のようですが、それが逆に利上げ予想が高まる結果となり、株価下落につながっている側面もあります。
とりあえずのインフレは落ち着き始めたかのように見えるのですが、資源・穀物価格等のコモディティ価格が下げ止まっていることから、なかなか沈静化せず、FRBが利上げしているうちに景気後退に陥るのではないかという懸念はまだしばらく続きそうな雰囲気です。
しばらく株式市場は不透明な相場環境が続きそうです。
年収・投資方針などについてはこちらで公開しています。
これまでの資産推移は以下の通りです。
ポートフォリオ
全体
資産のポートフォリオ(円ベース、単位は万円)は以下のようになっています。
株の割合が非常に高い状態ですが、全て現物株でレバレッジがかかっていないので、気長に上昇するのを待ちたいと思います。
外国株
外国株ETFの保有分は、TOK:300万円、S&P500連動型:87万円、NASDAQ連動型(2569):685万円です。TOKは長期投資用(積立NISA・積立投資・DC年金など)なので売却予定はありません。
外国籍の個別株は合計1727万円分です。
なお、上記ポートフォリオや総資産では、含み益に分離課税2割がいずれ課税されることを見越して、課税後のみなし金額を表示しています。
個別の保有銘柄は、デジタル・タービン(APPS)、クラウド・ストライク(CRWD)、メタ・プラットフォームズ(FB)、フォーティネット(FTNT)、インフォシス(INFY)、アルファベット(GOOG)、ショッピファイ(SHOP)です。
- フォーティネット(FTNT):523万円(含み益+267万円)
- インフォシス(INFY):348万円(含み益+94万円)
- クラウドストライク(CRWD):286万円(含み益+33万円)
- アルファベット(GOOG):274万円(含み益+1万円)
- ショッピファイ(SHOP):96万円(含み損-18万円)
- メタ・プラットフォームズ(FB):139万円(含み損-113万円)
- デジタルタービン(APPS):78万円(含み損-176万円)
今月は売買は行いませんでした。したがって、個別株のポートフォリオに変化はございません。
FTNTは決算自体は予想通りでそれほど悪くなかったのですが、会社側が出した業績見通しが予想されたいたよりも下方気味だったことから大きく売られ、含み益が減ってしまいました。。
今後の売買予定ですが、そろそろ半導体が余り気味になってきたというニュースが大きく報じられるようになってきたので、そろそろ底値付近なのでは、と予想しています。
そのため、いずれGOOGあたりを売却して、半導体関連銘柄を購入することを検討中です。
日本株
その他(従業員持株会/年金積立):66万円、ソフトバンクグループ:278万円(含み損-23万円)です。
ソフトバンクグループは中国の影響を受けやすい銘柄とされていますが(中国向けの投資は20%くらいです)、今月のニュースでアリババ株を売却したことなどが報じられているので、中国銘柄の影響はかなり低くなっているものと思われます。
中国株は直接保有するのは危険っぽいので、あまりさわりたくないのですが、ソフトバンクグループで間接的に保有する意図がありました。
が、最近はソフトバンクグループの中国株比率が下がってきているので、ソフトバンクグループへの投資もそろそろ終わりにする頃合いでしょうかね…
債券
期待インフレ率に対して債券金利が低いことから、引き続きあまり投資妙味がないので、大きなポジションを持つ予定はありません。
ただ、短期債(2年物など)の金利が3.4%程度までに達しているので、短期債ならば多少保有するのもありかもしれません。
ドル建てですが、確実に3.4%の金利がもらえると思えば…、となりそうですが、インフレ率が8.5%付近だと実質利回り-5%ですからねー。。
コモディティ
金の現物を254万円分(300g)保有しています。長期保有前提で、売るつもりはありません。
地政学リスクやインフレリスクが上昇していることや、直近の円安の影響を受け、比較的堅調に推移しています。
もう少し積み増したいところですが、高値圏なので、まだ買い場ではなさそうなので、しばらくはこれくらいのポジションで維持する予定です。
仮想通貨
イーサリアム(ETH):37万円、シンボル(XYM):19万円などの合計56万円分です。
株式市場に連動して、仮想通貨市場もかなり軟調傾向ですが、仮想通貨市場は一度軟調になるとしばらく続きやすい傾向があるので、しばらくは様子見の予定です。
イーサリアムの大型アップデートでマイニングが必要なくなること、仮想通貨市場全体の下落で報酬が下がっていること、などからマイニング屋さんの撤退があいついでいるようで、それに伴ってグラボ(GPU)の値段が足元でかなり下がっているようです。
ゲーマーとしてはグラボの値段が下がってくれた方が買いやすくなるので、年末年始あたりにPCを買い替えようかと思っています。投資とは全く関係ないですが(笑)
来月以降の予定
現在、かなり株に偏ったポートフォリオになっており、株式市場の動向を直に受けてしまうようなポートフォリオとなっています。
ただし、レバレッジを使っておらず、全て現物なので、気長に待ちたいと思います。
中間選挙前の9月は株式市場のパフォーマンスが悪く、10月-12月はパフォーマンスが良くなりやすい、というアノマリーがありますが、今年はどうでしょうかね…
しばらく警戒すべきはインフレ懸念の再燃で、CPI等が予想よりも上振れるようであれば、利上げをイメージした株安が起こる可能性があり、しばらくはインフレ関連の指標に注目すべきなのは変わらなさそうです。