【バフェット】総合商社株は買いチャンスかも


ウォーレン・バフェットが総合商社に投資したと聞いて、日本市場で話題になっていましたが、現在はその時よりも株価が低い水準にあります。

今ならばバフェットよりも有利な条件で株を購入できるため、総合商社への投資を考えていた投資家にとってはチャンスかもしれません。

バフェットが5大総合商社の株を購入

2020年8月31日、ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが、子会社を通じて、三菱商事・三井物産・住友商事・伊藤忠商事・丸紅の5大総合商社の株を5%程度ずつ購入したことが明らかとなりました。

バークシャー・ハサウェイが日本株を購入したのはこれが初めてだったため、衝撃的なニュースとして話題になりました。

5大総合商社の株価の現状

バークシャー・ハサウェイが総合商社の株式を購入した、とアナウンスされた際、5大総合商社の株価は短期的に暴騰しましたが、株価はズルズル下がってきてしまっています。

発表前の8月28日の終値は、三菱商事:2332円、三井物産:1783円、住友商事:1260円、伊藤忠商事:2614円、丸紅:584円でした。

11月2日の終値は、三菱商事:2370円(+1.6%)、三井物産:1678円(-5.9%)、住友商事:1182円(-6.2%)、伊藤忠商事:2542円(-2.8%)、丸紅:565円(-3.3%)なので、三菱商事を除くとバークシャー・ハサウェイの発表時よりもお買い得になっています。

なお、バークシャー・ハサウェイは、発表した日の1年前から株式を購入してきたようですが、5大総合商社のほとんどは新型コロナショックのあった2-3月以前の株価を回復していないため、バークシャー・ハサウェイは含み損状態であると思われます。

5大総合商社の株は買いか?

バフェットが総合商社の株を買ったと聞いて、それに乗っかったイナゴ投資家がいたようですが、これは個人的には反対の立場でした。詳しくはこちらです。

現在、バークシャー・ハサウェイの発表前よりも下落しているところを見ると、そろそろイナゴ投資家もいなくなった可能性が高いと思われるので、長期投資家にとってはそろそろ買いのタイミングだと思われます。

現状、新型コロナの景気悪化の衝撃を吸収するため、各国の中央銀行がしばらく金融緩和を続けるとみられており、相対的にインフレが起きるのではないか、と言われています。

インフレに強い投資先はコモディティ(金・資源・畜産物など)なので、これらの事業を行う会社にとっては追い風になることが予想されます。

総合商社は割安な上、資源ビジネスを中心にコモディティに関連した事業を多角的に行っているため、将来的にインフレが起きると予想するのであれば、魅力的な投資先になると思われます(※投資は自己判断でお願いします)。