【資産公開】2022年5月末の資産運用状況・ポートフォリオ公開
2022年5月末時点の全保有資産とポートフォリオを公開します。
5月はNYダウが90年ぶりに8週連続下落するなど、株式市場が引き続き軟調だったため、資産総額は減少してしまいました。
月末にかけてようやく上昇しましたが、下落相場での短期的な戻りに過ぎない、という指摘が多く、まだ怪しい相場展開が続きそうです。
目次
資産状況(2022年5月末)
まずは恒例の最新の資産状況を報告します。
資産総額は3587万円(先月比-165万円)となりました。労働所得による増加分は約10万円です。
年初からの弱気相場が続いており、NYダウが90年ぶりに8週連続下落するなど、かなり厳しい相場展開になっています。
アメリカのインフレが高水準で続く中、FRBが利上げを余儀なくされ、景気減速orリセッションになるのではないか、という懸念が広がっていることが主な要因です。
リセッションを織り込むような経済アナリストの予測も多くなってきており、市場では下落相場が続くのではないか、というのが主流の意見のような気がします。
また、AAIIセンチメント調査によると、ブル:19.8%、ベア:53.5%と歴史的な低水準で、fear and greed indexも22とかなり低水準になっています。
AAIIセンチメント調査やfear and greed indexには逆張りするとうまくいきやすい、という傾向があるので、今から買うと短期・中期的にはうまくいきやすいのではないか、と思われます。
たいていは、市場の声と逆に株価は動きやすい、と言われていますが、どうなんでしょうかね。。個人的にはポートフォリオが株に偏っているので、株が上昇してほしいところですが…
年収・投資方針などについてはこちらで公開しています。
これまでの資産推移は以下の通りです。
ポートフォリオ
全体
資産のポートフォリオは以下のようになっています。
なお、全て円ベースに直しており、グラフ中に表示されている金額の単位は万円です。
株の割合が非常に高い状態なので、株価が上昇するようであれば、一部利益確定売りしたいと思っていますが、しばらくは無理そうですね。。
外国株
外国株ETFの保有分は、TOK:280万円、S&P500連動型:108万円、NASDAQ連動型(2569):666万円です。TOKとS&P500連動型ETFは長期投資用(積立NISA・積立投資・DC年金など)なので売却予定はありません。
外国籍の個別株は合計1734万円分です。
なお、上記ポートフォリオや総資産では、含み益に分離課税2割がいずれ課税されることを見越して、課税された後の金額をみなしで表示しています。
個別の保有銘柄は、デジタル・タービン(APPS)、クラウド・ストライク(CRWD)、メタ・プラットフォームズ(FB)、フォーティネット(FTNT)、インフォシス(INFY)、アルファベット(GOOG)、ショッピファイ(SHOP)です。
- フォーティネット(FTNT):580万円(含み益+324万円)
- インフォシス(INFY):329万円(含み益+75万円)
- アルファベット(GOOG):263万円(含み損-11万円)
- クラウドストライク(CRWD):219万円(含み損-34万円)
- メタ・プラットフォームズ(FB):159万円(含み損-94万円)
- ショッピファイ(SHOP):106万円(含み損-8万円)
- デジタルタービン(APPS):99万円(含み損-155万円)
今月はブンゲ(BG)を売却して、アルファベット(GOOG)とショッピファイ(SHOP)を購入しました。
そろそろコモディティ銘柄も上昇は終わるのではないか、一方でSHOPなどのハイパーグロース銘柄はコロナ前の水準レベルまで下落しているものが多いので、売り込まれすぎではないか、と思ったため、銘柄を組み換えました。
特にこの半年くらいの相場の中では、ショッピファイは2020年2月:500ドル⇒現在:375ドル、ネットフリックスは2020年2月:380ドル⇒現在:197ドル、ズームは2020年2月:88ドル⇒現在:107ドルなど、コロナで話題になった銘柄がとことん売り込まれた印象です。
市場で話題になる株は長期的には売りだ、とされていますが、その通りになりましたね、、
一方で、さすがに売られすぎではないか、という銘柄も結構出てきたので、逆張り気味にはなってしまいますが、個人的には割安になったグロース株を買っていきたいと思います。
日本株
その他(従業員持株会/年金積立):34万円、ソフトバンクグループ:269万円(含み損-32万円)です。
ソフトバンクグループは中国の影響を受けやすい銘柄とされています(中国向けの投資は20%くらいなはずですが)。
中国では、上海のロックダウンがようやく終了する、コロナで低迷した景気の底上げのために金融緩和を行う、当局が海外投資家の受け入れを認める方針、などといったポジティブニュースが多きなってきており、中国株は持ち直しの兆候が見られます。
中国株は粉飾決算のリスクやカントリーリスクが大きく、直接保有するのは個人的には避けたいと思っています。
一方で割安水準ではあるため、ソフトバンクグループで間接的に保有する形式で投資するのが主目的です。
債券
期待インフレ率に対して債券金利が低いことから、引き続きあまり投資妙味がないように感じられるので、大きなポジションを持つ予定はありません。
インフレ率よりも利回りが低いと実質的に目減りする投資先、ということになるので、現状の利回りだと投資しづらいですね。。
コモディティ
金の現物を250万円分(300g)保有しています。長期保有を前提に購入しています。
地政学リスクが上昇していることを受け、比較的堅調に推移しています。
もう少し積み増したいところですが、高値圏なので、高値掴みになりそうで、、
もうちょっと様子見したいと思います。。
仮想通貨
イーサリアム(ETH):43万円、シンボル(XYM):25万円の合計67万円分です。
今月はステップン(STEPN)の暴落が話題になりました。
STEPNはTwitterの急上昇に取り上げられていたり、ニュースにも度々なっていたので、なんとなく暴落することは予想できていましたが、早めに参入した人は利益になったでしょうね。
発想自体はかなり面白い仮想通貨だと思いますし、アシックスとコラボしたり、Binanceに上場したりしているなど、コイン自体は怪しい通貨ではない点が魅力的だと思います。
一方で、発行上限が決まっていないことから、基本的には新しい参入者がいない限りは、STEPNは売りにさらされることになるので、投資対象としては少し微妙なのでは、というのが個人的な見解です。
株式市場に連動して、仮想通貨市場もかなり軟調傾向ですが、仮想通貨市場は一度軟調になるとしばらく続きやすい傾向があるので、しばらくは様子見の予定です。
来月以降の予定
現在、かなり株に偏ったポートフォリオになっており、株式市場の動向を直に受けてしまうようなポートフォリオとなっています。
レバレッジを使っておらず、全て現物なので、気長に待ちたいと思います。
6月は例年高値圏になりやすいとされていますが、今年は年初からずっと軟調なので、どうなるのか全く読めません。。
上昇してくれるのであれば、少し株を売って、金や債券などの代替資産に振り向けたいところですが、しばらく無理そうですね。。