【RDS.AとRDS.B】ロイヤルダッチシェルの株式の違い

ロイヤルダッチシェルの株式には、RDS.AとRDS.Bの2種類があります。

日本では、同じ会社が複数種類の株式を上場させているケースが少ないため、どちらに投資すればいいのか困惑させられる投資家も多いかと思います。

この記事では、RDS.AとRDS.Bの違いについて解説します。

RDS.AとRDS.Bの違い

ロイヤルダッチシェルは、元々「ロイヤルダッチ」というオランダの企業と、「シェル」というイギリスの企業が合併してできた会社です。

その名残で、RDS.AとRDS.Bという2種類の株式が上場しており、オランダ側がRDS.A、イギリス側がRDS.Bとなっています。

RDS.AでもRDS.Bでももらえる権利や配当は同じですが、「オランダでは源泉徴収として配当に15%課税される」ため、日本国内の投資家で特に理由がない場合は、RDS.AよりもRDS.Bがおススメです。

なお、歴史的にはRDS.AとRDS.Bの株価はほぼ同じ価格で推移しており、権利が同等である以上、これらの価格差が大きく開くことはなさそうです。