「バスケット取引」とは?仕組みは?


たまにニュースで、「前場後の立会外取引でバスケット取引が成立したため、後場の日経平均は下落しました」などと伝えられることがあります。

バスケット取引は株価に大きな影響を及ぼしているのですが、この情報は得られるのでしょうか?

この記事では、バスケット取引について解説します。

バスケット取引とは?

バスケット取引(立会外バスケット取引)とは、複数の銘柄を一括で売買する取引のことを言います。1億円以上かつ15銘柄以上の大口取引が対象です。

一般的には、機関投資家などの大口投資家が証券会社の自己勘定部門に依頼し、手数料を支払う代わりに証券会社に売買してもらいます。

通常は立会外取引や店頭市場(取引所を介さず証券会社の店頭で取引する)で取引を行います。

なぜバスケット取引をするのか?

大口の機関投資家が大量に株を売買すると市場に大きな影響を与えてしまうので、機関投資家としては手間がかかります。

これを証券会社が請け負うことで、機関投資家としては手間を省くことができ、証券会社としては手数料を得ることができます。

バスケット取引が注目される理由

大口の取引であるため、価格形成に大きな影響を与える可能性があるため注目されます。

特に前場が終了した後にバスケット取引が行われると、後場に売買される可能性があるため、「昼の立会外バスケット取引」は特に注目されています。

バスケット取引の情報は得られる?

残念ながらバスケット取引の動向を個人投資家が知ることはできません。

ただし、証券会社はこの情報を知ることができますので、不平等だと言う意見もあります。