中央銀行の「ブラックアウト期間」とは?


投資の世界では、「ブラックアウト」には2種類の意味があります。

一方は「自社株買い」のブラックアウト、もう一方は「中央銀行」のブラックアウトです。

この記事では、「中央銀行」のブラックアウトについて解説します。

「自社株買い」のブラックアウトについてはこちらをご覧ください。

ブラックアウトとは?

ブラックアウト(ブラックアウト・ルール)とは、中央銀行の金融政策の発言に関する制限ルールのことです。

ブラックアウト期間中は、中央銀行の金融政策決定者は金融政策に関連した発言が禁止されます。

なぜブラックアウトが必要か?

もし金融政策に関する情報が先に漏れてしまうと、市場関係者が発言から金融政策を予想して先にマーケットを動かしてしまうためです。

マーケットが先に動いてしまうと、効果的な金融政策がうち出せなくなる可能性があるため、ブラックアウト期間を設けています。

ブラックアウト期間はいつ?

日本

日銀の場合は、各金融政策決定の2営業日前(会合が2営業日以上にわたる場合には会合開始日の2営業日前)から会合終了当日の総裁記者会見終了時刻までの期間がブラックアウト期間となります。

ただし、国会において発言する場合等を除きます。

アメリカ

アメリカの中央銀行FRBの場合は、FOMCが開催される前週の火曜日からFOMC終了時までです。

FRBは世界経済に大きな影響を与えるため、世界各国の中でもFRBのブラックアウト期間は長く設定されています。