「MAGA」とは?株の話!?
インターネット上で投資関係の英語のネット記事を読むと、MAGAという言葉を見かけます。
特にアメリカの記事がMAGAという言葉をよく使っています。
ここでは、MAGAとは何かについて解説します。
目次
MAGAの元の意味
MAGAの元々の意味は、「Make America Great Again(アメリカを再び偉大に)」という選挙用のスローガンです。
1980年の大統領選挙でレーガン大統領が使用したのが元ですが、トランプ大統領も2016年の選挙の際のスローガンとしてこれを用いました。
株の世界でのMAGAの意味
株の世界でのMAGAは、マイクロソフト(Microsoft)、アップル(Apple)、グーグル(Google)、アマゾン(Amazon)の頭文字を意味しています。
これらの4社はアメリカの大手IT企業で、相場全体の牽引役でもあります。
似たような言葉に、GAFAやFANGというものがあります。
MAGAの構成企業
Microsoft
マイクロソフトはIT系の製品やサービスを多数手がけている企業で、マイクロソフトの製品なしに生活をしている人はかなり少ないでしょう。
圧倒的シェアのOCのWindows、業務用ソフトウェアのWord/Excel/Power Point、ゲーム機のXbox、タブレットPCのSurface、クラウドのAzureなど、様々なIT製品/サービスを提供しています。
以前はクラウドといえばAmazonのAWSでしたが、近年はMicrosoftのAzureがかなり伸びており、AWSと熾烈なシェア争いを繰り広げています。
2019年10月に、2兆円案件と言われるアメリカの国防省のクラウドの契約をAmazonから勝ち取ったとこは話題となりました。
Apple
スマートフォンのiPhone、タブレットのiPad、PCのMacbookなど、デジタル機器を製造/販売している企業です。
Appleは高付加価値企業と呼ばれており、Appleのデジタル機器は同業他社よりも高利益率です。
また、近年Appleは周辺サービスに力を入れており、電子書籍、音楽、電子書籍、電子支払いサービスなどを展開しています。
Googleは、検索エンジン、動画サービスのYoutubeなどを運営しているインターネット企業です。
インターネット広告が主な収益となっていますが、近年はゲーム事業、携帯電話事業、自動運転など、幅広い分野に進出しています。
Amazon
Amazonは世界最大級のネットショップです。1つのネットショップに複数の企業が商品を出品している形式をとっています。
また、ネットショップ以外にも、クラウドサービス、動画提供サービスなども提供しています。
実は、世間のイメージに反して、ネットショップ事業ではほとんど利益が出ておらず、ほとんどの利益をクラウド関連のサービスで上げている企業です。
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