「トリプルウィッチング」とは?
アメリカのトリプルウィッチング・デー、トリプルウィッチング・アワーの前後は株価が荒れやすいと言われています。
値動きが激しくなりやすい傾向があるため、投資家としては注視すべきポイントでしょう。
この記事では、トリプルウィッチングについてまとめます。
トリプルウィッチングとは?
トリプルウィッチングとは、アメリカ市場で、「株式指数先物」、「株式指数オプション」、「個別銘柄のオプション」の3つの取引が同時に期限を迎える日のことです。
これに加えて、「ストックオプション」の取引も期限を迎える場合は、クアドルプル・ウィッチング・デーと呼ばれます。
3月、6月、9月、12月の第3金曜日がトリプルウィッチング・デーになります。近年、取引期限の時間はバラバラに設定されています。
日本で言うところの「メジャーSQ」に相当する概念です。
注目すべき理由
トリプルウィッチング・デーでは、先物やオプションの期限を迎えることから、期限の乗り換えや現物株の精算などが行われやすく、取引高が通常時に比べてかなり多くなります。
また、機関投資家などの投資家の思惑が交差しやすい日でもあるため、値動きが荒れやすく、思わぬ株価の上昇や下落が生じる場合があります。
このことから、トリプルウィッチング・デー直前の第3週目の水曜日以降は、警戒感から投資家のポジション整理の動きが出やすく、否が応でも注目せざるを得ない日であると言えます。
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