「ボルマゲドン」とは?暴落時には注意!


2020年3月、コロナウイルスによる暴落が生じており、「ボルマゲドン」の再来があるのでないかと危惧されています。

この記事では、ボルマゲドンについて解説します。

ボルマゲドンとは?

ボルマゲドンとは、2018年2月に特に理由なく、いきなりアメリカの株式市場でボラティリティが急騰し、株価が暴落した出来事のことを指します。

「ボラティリティ」と隕石落下をテーマにした映画の「アルマゲドン」を合体させた言葉です。

ボラティリティに関連するVIX指数が暴騰し、VIX指数関連の商品に投資をしていた投資家は大きな損失を被りました。このことから、VIXショックとも呼ばれました。

特に暴落する理由のない状況で暴落したため、対応できない投資家も多かったようです。

VIXに関連したETFも大きな損失が生じ、野村証券では、Next Notes S&P500 VIX インバース ETNという商品が早期償還を決定し、投資家に大きな損失を生じさせることになりました(原資産の4%しか償還されませんでした)。

ボルマゲドンの原因は?

原因は機械による高速取引にあると言われており、損切りが連鎖して一気にVIXが上昇してしまったのではないか、と言われています。