【AGG】米国債券の投資信託!配当利回りは?
AGG(iシェアーズ・コア・米国総合債券市場ETF)はアメリカの債券に分散投資できるETFです。
安定した値動きと利回りが魅力で、リーマンショックや新型コロナショックでもほとんど資産価値を落とさず乗り越えてきました。
この記事では、AGGの概要・配当利回り(分配金)・構成銘柄・資産構成について紹介します。

目次
AGGとは?
AGGとは、アメリカの投資適格債全体のインデックスに投資できる債券のETFです。
投資対象となるのは、国債、政府関連債、社債、担保付証券(MBS・CMBS・ABS・ハイブリッドARM)などのうち、投資適格(S&P:BBB-以上、Moody’s:Baa3以上、フィッチ:BBB-以上)の債券です。
正式名は「iシェアーズ・コア・米国総合債券市場ETF」です。
AGGの配当利回り
AGGの分配金は、以下のようになっています。単位はUSDです。
厳密には、1月の分配金の権利落ち日は12月中旬下旬頃ですが、12月分と1月分の区別のため、1月と記しています。
これから計算した分配金利回り(配当利回り)は以下のようになっています。
ただし、利回りは、当該年の配当金総額を前年度の12月末の株価で除して算出しています。
AGGのチャート
AGGの長期チャート(約17年分)を記します。
債券のETFなので、株などに比べてかなり安定した値動きになっています。
注目すべきなのは2008年のリーマンショックや2020年のコロナショックの時です。これらの時期に少し下落してはいるものの、かなり堅牢にチャートが推移していることが読み取れます。



AGGの構成銘柄
2020年8月24日現在、構成している銘柄の発行体の上位10機関を紹介します。
アメリカ財務省:37.67%
連邦住宅抵当公庫:9.03%
アメリカ連邦政府抵当金庫:6.24%
Uniform MBS:6.17%
連邦住宅金融抵当公庫:2.90%
連邦住宅金融抵当公庫 – 金:1.77%
バンクオブアメリカ:0.63%
JPモルガンチェース:0.57%
ウェルズファーゴ:0.46%
シティグループ:0.45%
AGGの資産構成
2020年8月24日現在の情報をまとめます。