【プラチナ投資】国内ETFを比較!


プラチナなどの貴金属はインフレ強い投資先として知られています。

プラチナに投資する際、ETF(上場投資信託)を使う方法があります。

この記事では、国内に上場しているプラチナのETFの概要、それらの比較、おすすめについて記します。

目次

プラチナのETF

純プラチナ上場信託(1541)

三菱UFJ信託銀行が管理しており、現物国内保管型です。1キロ単位で現物に引き換えることができます。

大阪取引所先物価格に連動します。

信託報酬は0.55%です。

Wisdom Tree 白金上場投信(1674)

HSBC銀行アメリカがプラチナの現物を保管しています。

ロンドン白金・パラジウム市場のプラチナのスポット価格に連動します。

信託報酬は0.49%です。

NEXT FUNDS 日経・JPX白金指数連動型上場投信(1682)

野村アセットマネジメントが管理しています。

大阪取引所に上場している白金先物の流動性の高い限月に連動します。

信託報酬は0.495%です。

プラチナETFの比較

9月26日現在、1541は2894円/口、1674は9010円/口、1682は160円/口です。

長期のチャート(10年)を以下に示します。1541が赤線、1674が青線、1682が緑線です。価格を正規化するため、10年チャートの起点を合わせて、そこからの変動率を示しています。

1682は1口あたりの価格が安いので、追従性があまり良くないことがわかります。

おすすめのプラチナETF

1682は1口あたりの価格が安く、追従性があまり良くないので、長期投資の対象としては避けるべきでしょう。

1541・1674であればどちらでもいいと思いますが、プラチナ現物との引き換え(裏付けの確かさ)を重視するのであれば1541をおススメ、信託報酬の低さを重視するのであれば1674をおススメします。