『ADR』とは?世界中の株が買える!
海外株への投資を行う際、ADRはとても有用です。
この記事では、ADRとその利用方法について解説します。
ADRとは?
ADRとは、American Depositary Recipt(米国預託証券)の略で、アメリカ以外の国の企業の株を実質的に売買することができる仕組みのもと運用されている証券です。
アメリカで上場している証券で、日本の大企業もいくつかADRで売買することができます。
アメリカ以外の国の企業の株を裏付けとして、その株を所有している預かり証書を売買する、というイメージが正しいです。
厳密には、アメリカの銀行が現地の銀行を介して、対象となる企業の株を購入しています。その株は現地の銀行に預けられ、それを担保にADRが発行されています。
ADRの活用方法
例えば、日本からロシアの企業の株を購入する場合、ロシア国内に口座を開設して購入する方法が考えられますが、取引や資金管理の煩雑さを考えると現実的ではありません。
そこで活用されるのが、ADRです。
ADRであればアメリカで売買されているので、ドル建てで、アメリカの株と同じ感覚で売買を行うことができます。
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