「ラクス(3923)」の企業分析・銘柄分析


ラクスはクラウド事業とIT人材事業を営む企業です。

SaaS企業として様々なサービスを提供しており、成長性も高いため、市場からの注目度も高く、テンバガーをすでに達成した銘柄でもあります。

この記事では、ラクスの将来性、事業内容、売上、利益、社員数、年収などの銘柄情報をまとめます。

ラクスの会社概要

基本情報

社名:株式会社ラクス
証券コード:3923
セクター:情報通信
上場市場:マザーズ
設立:2000年11月
上場日:2015年12月

事業概要

「クラウド事業」と「IT人材事業」を営む会社です。

クラウド事業では、中小企業の業務の効率化・付加価値化に貢献するクラウドサービス(SaaS)を提供しています。

月額料金制のサブスクリプション形式で、経費精算や販売管理などの経理や、カスタマーサポートに貢献するSaaSを提供しています。

主なクラウドサービスは、以下のようになっています。

  • 楽楽精算:交通費・経費精算システム。交通系ICカードなどを使って簡単に経費や交通費を精算できる
  • 楽楽明細:Web請求書発行システム。請求書や納品書をWebで発行できる
  • 楽楽労務:労務管理システム。従業員情報や社会保険手続きの手間を省く
  • 楽楽勤怠:勤怠管理システム。有給・残業管理が簡単にできる
  • 楽楽販売:販売管理業務システム。販売管理のシステム化・自動化ができる
  • 楽テル:コールセンター向けCRM(顧客関係管理)システム。電話応対業務を効率化
  • メールディーラー:メール・電話・チャット・LINE問い合わせの一元管理
  • チャットディーラー:チャットボット
  • 配配メール:メールマーケティング

また、レンタルサーバの提供、メディアなども行っています。

IT人材事業では、Web・クラウド・機械学習を中心に、専門技術に特化したラクスの正社員エンジニアを派遣するサービスを行っています。

ラクスは自社正社員のエンジニアを教育し、相手方の企業とラクスが契約して、エンジニアを派遣しています。

企業の概況

売上

ラクスの2014年度から2020年度の売上高をグラフにまとめて示します。

増収傾向にあり、将来的な成長が期待できる領域であることから、将来性は高いと言えます。

創業以来増収を達成しているようです。

Chart by Visualizer

営業利益

ラクスの2014年度から2020年度の営業利益をグラフにまとめました。

投資フェーズであるため、投資状況によって変動がありますが、概ね増益傾向にあります。

Chart by Visualizer

社員の状況

社員数

陣容の拡大に伴い増加しており、今後も増加傾向が見込まれます。

特にIT人材事業では採用を強化しているようです。

Chart by Visualizer

平均年収

平均年収は会社の規模から見ると、それほど高くないです。

年収は増加傾向ですが、足下ではIT人材の年収の高騰が激しいため、仕方ない側面もあるでしょう。

Chart by Visualizer

平均年齢

平均年齢は若めで、若い人が多い組織だと言えます。

Chart by Visualizer

平均勤続年数

平均勤続年数は低めです。

これは、創立からあまり時間がたっていないこと、従業員数をどんどん増やしている最中であること、を考慮するとそれほど問題はないと思われます。

Chart by Visualizer

将来の展望

ラクスは無借金経営の上、売上・利益共に伸びており、しばらく高成長が期待できる銘柄です。

サブスクリプション形式であるため、解約されない限りしばらく売上が計上できる点に強みがあります。

近年のIT化の波もあるため、事業領域の精算・労務・メールディーラー・チャットディーラーなどのクラウドサービスを提供するラクスにとってはしばらく追い風になるのではないかと予想されます。

ただし、9月20日現在、PER123倍程度と株価は割高水準にあり、今後の成長を織り込む株価で推移しているため、成長性に陰りが出ると暴落する危険性がある点には要注意です。