【2020年】つみたて(積立)NISAのおすすめ投信!
長期の資産形成には、つみたてNISAがおすすめです。
とは言っても、積立NISAには色々な投資信託があって、どれを選んだらいいのかわからない人も多いかと思います。
ここでは、積立NISAでおすすめの投資信託についてまとめます。
目次
選ぶ投資信託の基準
手数料が安いこと
運用手数料が安ければ安いほど運用成績が良くなるので、手数料が低いものを選ぶべきです。
インデックス型
大別すると、アクティブ型とインデックス型(パッシブ型)の投資信託がありますが、アクティブ型の投資信託は手数料が高い上、9割のアクティブ型の投資信託はインデックス型に勝てないことが知られています。
分散ができていること
分散があまりできていない投資信託に投資してしまうと、何か起きた時に大きな損失を被ってしまう可能性があります。
投資先の考え方
年齢や資産残高に応じてとれるリスクは変わってきます。
若い人ほど株式を中心に、老後が近い人ほど債券を中心に運用すると良いでしょう。
ただ、積立NISA以外にも現金がある程度ある方ならば、歴史的に株の利回りは債券の利回りよりもいい傾向があるので、債券よりも株に投資する方がいいでしょう。
おすすめ投資信託
おすすめできる投資信託をまとめました。ここでは株式での運用に関してまとめました。
全世界
全世界への投資を考える際におすすめできる投資信託は以下の2つです。日本を入れるか入れないか程度の違いしかないので、ほとんど差はありません。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):三菱UFJ国際投信
- eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本):三菱UFJ国際投信
先進国
先進国への投資を考える際におすすめできる投資信託は以下の3つです。
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド:ニッセイアセットマネジメント
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス:三菱UFJ国際投信
- SBI・先進国株式インデックス・ファンド:SBIアセットマネジメント
このうち、1と2は手数料と対象となるインデックス(MSCIコクサイ)も同じなので違いはほとんどありません。
3はFTSEディベロップト・オールキャップという指標に連動します。MSCIコクサイとの違いは、FTSEディベロップト・オールキャップは構成国に日本と韓国が含まれていること、小型株も含まれていて銘柄数が多いこと、です。
ほとんど違いはありませんが、より分散したい場合は3を選ぶといいと思います。
アメリカ
先進国の中でもアメリカは日本やヨーロッパに比べて成長率が高い国だと言われています。
この理由として、雇用が流動的で新しい産業ができやすいこと、ベンチャー企業が資金調達しやすい環境にあること、世界No.1国家で投資環境が安定していること、先進各国の中で合計特殊出生率が高く将来的にも人口があまり減少しないこと、などが挙げられます。
そのため、他の先進国に投資するよりもアメリカに投資すべきだと主張する人も多いです。
ただし、先述の全世界や先進国型の投資に比べて、分散があまりできていない(アメリカ1国になるため)ことには注意が必要です。
例えば、自然災害や政治的要因による影響は受けやすくなります。
アメリカに投資する場合、おすすめできる投資信託は以下の2つです。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):三菱UFJ国際投信
- SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド:SBIアセットマネジメント
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド:楽天投信投資顧問
1と2はアメリカのS&P500に投資する投資信託で、3はアメリカ株全てに投資する投資信託です。
S&P500は銘柄入れ替えが発生しますが、その際、S&P500に新しく入った銘柄と外された銘柄では、その後数年で比較すると外された銘柄の方がパフォーマンスが良い、と言われています。
これは、S&P500に投資する投資家が多く、S&P500に採用された銘柄には多額の資金が流入するため、必然的に新しく採用された銘柄は割高になりやすいからです。
これを考慮すると3が良いと言えますが、信託報酬が1と2は0.0938%に対し、3は0.162%となっているため、信託報酬を考慮すると優位性は微妙なので、どちらでも好きな方を選ぶといいと思います。
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